けんぽの知恵袋
2022年06月20日
大腸がんについて
大腸がんは日本人にとって身近な病気であり、女性のがんによる死亡数の第一位は大腸がんです。大腸がんが増えているのは、食生活の欧米化が原因と考えられています。また、近年の研究により、肥満とアルコールのとり過ぎも、大腸がんを引き起こしやすい原因であることが明らかになってきました。ほかにも、運動不足や喫煙なども大腸がんの発症に関わっている可能性が高いとされています。症状は、血便、下血、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、排便時にすっきりしない、お腹が張る、腹痛、貧血体重減少などです。初期症状には、便に関するものが多く、便の状態を毎日確認することが大切です。一方、大腸がんは治りやすいがんで、早期に発見して治療すれば完治も可能です。年に一回は、大腸がん検診を受けましょう。