けんぽの知恵袋
2022年06月06日
歯周病について
歯周病は、30代から60代にかけての有病率が高く、30代以上では、3人に2人の歯周組織に所見が見られます。歯周病は、初期の段階では自覚症状があまりなく、セルフチェックするのも難しいため、自分が歯周病であると気づかない人も多くいます。知らず知らずのうちに罹患して、進行していくところが、歯周病のこわいところです。症状は、歯ぐきの赤みや腫れ、口臭、出血が起こります。症状が重い場合は、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的に歯が抜けてしまうこともあります。歯周病予防の基本は歯垢がつかないようにすることです。歯周病も早期に発見・治療することが大切です。毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期的な健診をおすすめします。