けんぽの知恵袋
2023年06月05日
気象病とは

「気象病」とは寒暖差で引き起こされる寒暖差疲労や気圧の変化で起こる天気痛などの総称です。梅雨等の季節の変わり目や天候の変化は、体調に影響を及ぼすことがあります。よくある症状として、体のだるさ、肩こり、めまい、頭痛等があります。寒暖の差が大きくなると自律神経の働きや、体温、血圧、呼吸などの体内バランスを一定に保とうとするため、たくさんのエネルギーが消費されます。また、雨の日は気圧が低下し、その変化を耳の奥にある内耳が感じ取ります。その結果、頭痛が起こったり、自律神経が乱れたりします。

自律神経の乱れには規則正しい生活と十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動が必要と言われています。

症状によってはなにかしらの病気が隠れていて、治療やカウンセリングが必要な場合もあります。症状が改善されない場合は、近くの医療機関を受診しましょう。