けんぽの知恵袋
2026年2月23日
3月は「大腸がんの啓発月間」です

3月は「大腸がんの啓発月間」として、全国で大腸がんの予防や早期発見の大切さを広く伝える活動が行われています。
大腸がんは日本で増加傾向にあるがんの一つで、近年、女性のがんにおいては死亡者数1位、男性は2位となっています。ただし、大腸がんは早期に発見して治療をすれば約90%が完治することができるといわれています。

大腸がんは初期に自覚症状がほとんどないため、定期的な検診が非常に重要です。
特に40歳以上の方は、1年に1回は便潜血検査などの大腸がん検診を受けましょう。

また、便潜血検査結果が陽性の方は、必ず精密検査を受診しましょう。
「痔があるから…」「内視鏡検査って大変なイメージがあるし…」と後回しにしがちですが、陽性者のうち、実際にがんが見つかる割合は大腸がんでは約3.1%。がんになる前の病変(前がん状態)の方は約30%(要精検者約3人に1人)で、がんになる前の病変も見つけて治療することにより、がんになることを防ぎます。
ただし、残念ながらすべての大腸がんで、便潜血陽性になるわけではありません。血便や便が細くなる等の症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。50歳以上の方は便潜血検査の結果によらず、一度は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。

また、食生活の改善も予防に効果的です。食物繊維を多く含む野菜や果物を積極的に摂り、脂肪の多い食事や飲酒、喫煙は控えめに。適度な運動も大切です。

これをきっかけに、大腸がんの早期発見、予防を実践してみませんか?