毎年3月末に健保から満50歳を迎える方々へ大腸内視鏡受診勧奨メールを発信しています。このメールは私健保西山が発信しているのですが、今回は私自身が受診した大腸内視鏡体験記をお伝えしたいと思います。
皆様毎年の健康診断で検便検査を行っていると思います。この検査は大腸癌を調べていて、消化器官からの血が混ざると便潜血という項目が陽性になります。陽性になった時には大腸癌の可能性もあるため、大腸内視鏡検査が推奨されています。また大腸がんの罹患率が上昇する50歳を迎えた方には受診勧奨メールが発信されております。私の場合、便潜血は陰性でしたが、50歳以上のため初めて大腸内視鏡を受診しました。
検診場所は西麻布内視鏡クリニック。横山先生はじめスタッフは全員女性で安心です。11時に到着し個室で説明を受けます。大腸を洗浄する下剤を飲み、その後水を飲んで、トイレに何度も駆け込んで便が透明になったら準備完了。内視鏡検査へ進みます。
鎮静剤は打っていますが意識はありますので、診察室のパソコン画面で大腸の状況を見ることが出来ます。先生は「5㎜位のポリープが3つあります。取っちゃいますね。」とあっさり申されます。ポリープが3つもある事に内心、どきっ!っとします。冷汗を拭く間も無く、パソコン画面では金属の輪みたいなものをポリープに引っ掛けてあっという間に切除。痛くも痒くもありません。診査自体は15分程度で終了。先生から切除前のポリープ画像の説明を受けた後、鎮静剤が利いているので暫く休憩して16時頃、合計5時間程度で終了です。
帰りの道すがら先ほど診察室で、どきっ!とした私は、ほっ!としていました。私のポリープは100%良性との事でしたが、どこで悪性化するか分かりません。放っておいたら肥大化、悪性化、がん化したかもしれないポリープが全部無くなってとりあえず安心。結果オーライ。何だか晴れやか。つくづく受診して良かったと思いました。
自分でも受診してみて、便潜血陽性の皆様、また50歳以上の方の皆様には改めて受診をお勧め致します。大腸の中身は内視鏡でないと見えません。私の場合は知らぬ間にポリープが3つもありました。何も無ければそれで安心、ポリープがあれば取って安心です。大腸がんがあっても早期に治療すれば、ほぼ100%治癒すると言われております。皆様を脅す訳ではありませんが、放っておく方が余程心配だと思います。
健保では50歳以上の社員の方には、在職中1回に限り、検査費用の70%を補助していますので、こちらも活用して頂きたいと思います。
なお、西麻布内視鏡クリニック、富士フイルム健康管理センターで受診される方は、補助額の差し引かれた金額が給与天引きとなりますので、当日のお金の支払いや事後の補助金請求が不要ですので煩わしさもありません。一回顔を出せば、話はひょいひょい進んでいきます。ご家族でもご利用になれますので、ご興味のある方は、是非以下を検索してみて下さい。
また、西麻布や健セをご利用になれないところにお住いの方々も是非近隣の医療機関に相談してみてはいかがでしょうか?
富士フイルム西麻布内視鏡クリニック (東京都港区) TEL 03-6418-2271
https://www.fujifilm-endoscopic-clinic.com/
富士フイルム健康管理センター (神奈川県南足柄市) TEL 0465-73-7480