みなさんは朝ごはん食べていますか。
農林水産省の「職域に関する意識調査」によると、朝ごはんを「週に2~3日食べる」もしくは「ほとんど食べない」と回答した人の割合は特に20~30代の若い世代で25.8%と高い数値となっています。
また、保健指導などでお話を聞いていても、「ぎりぎりまで寝ていたいから」「食べないほうが瘦せるかなと思って」という理由で朝ごはんを食べていないという方が多数いらっしゃいました。
朝は食べないことが習慣になっているという方もいるかと思いますが、朝ごはんを食べることで得られるメリットが、実はたくさんあります。
今回はそのメリットについてお話したいと思います。
<朝食を食べるメリット>
①生活リズムが整う
体内時計は普段私たちが生活している1日24時間よりも少し長いリズムで時間軸が刻まれています。このズレを調整する必要がありますが、朝日を浴び、朝食をとると、この体内時計がリセットされ、一日の生活リズムが整います。
②太りにくい体になる
朝ごはんを食べなければその分摂取カロリーが減り、ダイエットにいいのではと思いがちですが、食事の間隔が空きすぎると、昼食や夕食の食事量が増えてしまうだけでなく、血糖値が急激に上昇し、太りやすくなってしまいます。また、朝ごはんを食べることで、胃腸など内臓の動きが活発になり体温が上がるので基礎代謝もアップします。
③集中力アップ
私たちは寝ている間にもエネルギーを使っているため、朝ごはんを食べないと午前中のエネルギーが不足してしまい頭がぼんやりしたり、イライラする原因になってしまいます。
仕事の集中力をアップさせるためにも、朝ごはんでエネルギーを補うことが大切です。
朝からバランスよくご飯を食べることが理想ではありますが、朝は時間がないし、今まで食べてこなかったから急に食べるのはハードルが高いという方は、乳製品や果物など手軽に食べられるものから始めてみてください。
朝ごはんを食べて元気に1日をスタートしましょう!
参考・引用
・農林水産省Webサイト