24年4月1日付け、健保 常務理事に着任した。
健保は、組合加入のみなさん(従業員とその家族)の健康を推進、支援していく立場であり、自分自身も健康をしっかり維持していかなければならないと改めて感じている。
私の健康の源泉は、週末の「ソフトボール」である。
15年前になるが、娘が入学した中学校にPTA(母親の入部も可能だか、部員は全て父親)で結成したソフトボールチームがあり入会した。もう、娘は卒業し、社会人になってしまったが、私は今でもPTAソフトボールチームに所属し続けている。今は、退任したが、7年間ほど、チームの監督も引き受けていた。
ほぼ、毎週末(場合によっては、土日連続で)、練習あるいは試合(大会参加)がある。
試合は、お気楽な和気あいあいの大会もあるが、公式審判員をつけて、本格的なウインドミルで剛速球を投げるピッチャーと対戦する真剣勝負もある(後者の大会はほとんど勝てないが)。あまりないが、剛速球ピッチャーからヒットが打てたときは、最高の気分。打ったときの感触が数日間手に残り、仕事をしながらも思い出して、ニヤニヤすることもある。
私のポジションは、キャッチャーで、練習でも試合でも、大声を出して、チームを盛り上げている。エラーや三振は仕方ないが、怠慢プレー(フライ打ち上げて一塁に走らない)や集中力不足のプレー(アウトカウント間違えたランナー飛び出し等)は、大声で厳しく指摘する。最近は、まずいプレーがあると、誰かが「それは、六田さんに怒鳴られるよー」と指摘し、笑い声がおこることもある。
試合で勝てば祝勝会、負ければ反省会、いつも試合後は、飲み会が企画される。PTAチームなので、学校や子供の話など共通点はあるが、それ以上に、仕事や趣味等、同じ世代のオヤジたちのいろいろな話を聞くとができる。サラリーマンが多いが、銀行、マスコミ、商社等、業界は様々、転職を重ねておられる方もいる。さらに、自分で会社をやっている方、士業と呼ばれる方もいて、いろいろな経験談や人生観を聞くことができる。
毎週末のソフトボールは、身体の健康だけでなく、大声を出したり、飲み会でわいわいと社会勉強することで、心の健康にも大いに役立っている。
会社以外で、こういうネットワークができたことはほんとに感謝している、これからも、いくつになってもソフトボールを続けていこうと思っている。