重複服薬・多剤服薬に注意しましょう
重複服薬とは
重複服用とは、複数の医療機関を受診した際に、同じような効能を持つ薬が重複して処方され、服用してしまうことです。
多剤服薬とは
多剤服薬とは、必要以上に多くの種類の薬を処方され、服用することです。一般的には4種類から6種類以上の薬を服用している状態を指します。
ただし、病気によっては、治療に必要な薬の種類が6種類を超える場合もあり、一概に多剤服薬が全て悪いとは限りません。
重複服薬・多剤服薬の問題点
●体への負担が大きくなる。
様々な薬を重複して飲むと、薬本来の効果が出ないだけでなく、薬の働きが強く出たり、薬同士の組み合わせが悪く副作用を起こす可能性が高くなります。
●医療費の負担が大きくなる。
同じ効能の薬を複数処方されると、その分医療費を多く支払うことにもなります。服薬を見直すことで医療費の節約に繋がる可能性があります。
重複服薬・多剤服薬を防止するための3つのすすめ
1.かかりつけの医師・薬剤師・薬局のすすめ
日頃から、ご自身の体調や薬の調剤について相談できる医師・薬剤師・薬局を決めておきましょう。
同じ医療機関や薬局を利用することで、体調に不調があった時や副作用等を詳しく相談することができるほか、必要に応じて専門医を紹介してもらうこともできます。
2.お薬手帳活用のすすめ
病院での受診時・薬局での調剤時にお薬手帳を見せることで、医師や薬剤師が重複服薬や副作用が起きないかなどをチェックしてくれます。
正しい服薬情報を把握するために、お薬手帳は病院や薬局ごとに分けずに一つにまとめましょう。
3.マイナ保険証活用のすすめ
受診時・調剤時にマイナンバーカードを用いて受付し、情報提供に同意することで、お薬手帳を使わなくても、過去に処方されたお薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師にスムーズに共有することができます。
初めて受診する医療機関・薬局でも、患者本人が情報提供に同意すれば、医師・薬剤師がデータを確認することができるため、より良い医療が受けられます。 また、マイナポータルより、ご自身でも診療・薬剤情報を確認することができます。